最凶不良VS巨悪を描く新連載、次号は「クローズ」25周年で鴉たちが再集合

発売中の月刊少年チャンピオン6月号（秋田書店）にて、「戦国BASARA3－Bloody Angel－」で知られる伊藤龍の新連載「蟻の王」がスタートした。原作を務めるのはウヒョ助名義でも活動するマンガ家の塚脇永久。

「蟻の王」は財界を牛耳る六道財閥総統の隠し子・四郎を主役に据えたバイオレンスアクション。疎遠にしていた父の死亡の報にも平然とし、田舎でケンカ三昧の生活を送る四郎のもとを初老の紳士が訪れる。そんなとき四郎の部屋に火炎瓶が投げ込まれ……。美麗なタッチで描かれる最凶ヤンキーと巨大権力との闘争に注目したい。

また6月5日発売の次号では、1990年に連載を開始した高橋ヒロシ「クローズ」が25周年を迎えることを記念した企画を実施。「鴉魂（クソッタレだましい）」と題し、月刊少年チャンピオンの連載作家陣が「クローズ」の名場面を語り尽くす巻頭企画や、同作の第1話などが掲載される予定だ。さらに「クローズ」に登場する坊屋春道と阪東秀人を高橋が描き下ろしたポスターも付属する。