テスラ、初の東京ワンマンでレコ発ツアー完遂

6

188

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 31 29
  • 116 シェア

テスラは泣かない。が7月18日に東京・WWWにてツアー「『TESLA doesn't know how to cry.』release tour」の最終公演を行った。

テスラは泣かない。「『TESLA doesn't know how to cry.』release tour」東京・WWW公演の様子。

テスラは泣かない。「『TESLA doesn't know how to cry.』release tour」東京・WWW公演の様子。

大きなサイズで見る(全5件)

これは彼らのメジャー1stアルバム「TESLA doesn't know how to cry.」を携えたレコ発ツアーの最終公演。バンドにとって初となる東京でのワンマンライブの模様は、Ustreamおよびスペシャアプリで生配信され、会場に足を運べない多くのファンも彼らの勇姿を見届けた。

テスラは泣かない。「『TESLA doesn't know how to cry.』release tour」東京・WWW公演の様子。

テスラは泣かない。「『TESLA doesn't know how to cry.』release tour」東京・WWW公演の様子。[拡大]

テスラは泣かない。は気合いたっぷりでステージに登場し、定位置についたところで1曲目「cold girl lost fiction」からライブをスタートさせる。吉牟田直和(B)が冒頭からハイテンションなパフォーマンスで観客を煽り、村上学(Vo, G)は「今日は最高の夜にしよう!」と高らかに叫んだ。続いて最新アルバムのオープニングナンバーである「Cry Cry Cry」では、吉牟田によるうねるようなベースラインと實吉祐一(Dr)の刻むパワフルなビートが心地よいグルーヴを生み出し、村上と飯野桃子(Piano, Cho)が息の合った激しいシャウトを聴かせて観客の興奮を誘った。

「Lie to myself」のイントロを飯野が奏でると会場からは歓声と手拍子が沸き、繊細かつアッパーな楽曲とともに村上の突き上げるような歌声が響きわたる。熱気を保ったまま村上は「僕らの最新のダンスナンバーを投下してもいいですか! 皆さんのダンスを見せてください!」と叫んでから「シャドウ」を披露し、フロアをさらに踊らせた。村上はファンを前に「九州の片田舎、鹿児島から東京に来てこんなにたくさんの人が集まってくれるなんて。これは奇跡だと思っております。本当にありがとうございます!」と感謝の気持ちを述べる。そして「今日は踊れる曲をたくさんやります、東京のダンスを見せてください! 僕たちが6年前に初めて作ったダンスナンバーを聴いてください!」と曲紹介をしてから「パルモア」を届けた。

バンドは間髪入れずに「my world is not yours」「Calico」とエモーショナルなミドルチューンを連発。村上は途中、ハンドマイクで客席に詰め寄って切々と語りかけるようなパフォーマンスを見せて観客との一体感を高めた。続けて村上は、「赤ちゃんで生まれてきたときから“泣く”という才能を持ってて、大人になっても泣き方って忘れない。赤ちゃんはお腹の中から出てきて涙を流したときに肺呼吸が始まって新しい世界に行ける。きっと僕たちも今、涙を流して新しい世界に行けるんじゃないかって思ってます」と語り、“泣くこと”をテーマにしたというしっとりしたナンバー「Arc」を歌い上げた。その後彼らは、ビート感の強いアグレッシブな新曲や、村上と飯野の力強い歌声がスリリングなハーモニーを生み出す「Someday」でフロアの熱気を高めた。その後、實吉が初のドラムソロをプレイして会場をおおいに沸かせ、メンバーは会場一体のシンガロングを巻き起こした「めんどくせえ」などアップテンポなナンバーを連発。本編のラストにキラーチューン「アンダーソン」を投下すると、観客は腕を突き上げて熱狂し、バンドの力強いパフォーマンスに呼応した。

村上学(Vo, G / テスラは泣かない。)

村上学(Vo, G / テスラは泣かない。)[拡大]

アンコールに応えて、ステージに再び登場したのは村上。ここでは9月から新たなツアーを開催することを発表し、東京に再び戻ってくることを誓ってから、エレキギターの弾き語りで「交差点」を披露する。村上は曲の終盤にバッキングをしながらメンバーを次々とステージに呼び込み、「皆さんと会えたことは本当に幸せで、僕は今日のことを絶対に忘れません。ありがとうございました!」とファンに感謝を伝え、弾き語りで始まった楽曲のアウトロをバンドメンバー全員で演奏。そしてラストに「Shake your hands saying goodbye.」を届け、ドラマチックな雰囲気で会場を満たした。その後鳴り止まない拍手に応えてダブルアンコールに突入。メンバーは笑顔ながらに感謝の言葉を口にし、エモーショナルなナンバー「歩も金になって」を届けてライブの幕を下ろした。

この記事の画像(全5件)

テスラは泣かない。「『TESLA doesn't know how to cry.』release tour」
2014年7月18日 東京・WWW セットリスト

01. cold girl lost fiction
02. Cry Cry Cry
03. fuga
04. Lie to myself
05. シャドウ
06. パルモア
07. my world is not yours
08. Calico
09. Arc
10. 新曲
11. Someday
12. めんどくせえ
13. イムソン
14. 梵
15. アンダーソン
<アンコール>
16. 交差点
17. Shake your hands saying goodbye.
<ダブルアンコール>
18. 歩も金になって

全文を表示

読者の反応

  • 6

CLOVER_mana @clover0416

テスラのワンマン行きたいな〜♬

http://t.co/FnLDuU9zeK

コメントを読む(6件)

関連商品

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 テスラは泣かない。 の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。