竹内まりや33年ぶりツアー「やるときがきた」

今年デビュー35周年を迎えた竹内まりやが、およそ33年ぶりとなる全国ツアー「souvenir 2014」を開催することが決定した。

ツアーは11月22、23日の広島・広島グリーンアリーナ2DAYSを皮切りに、全国6都市で合計9公演を予定。ツアーファイナルは12月20、21日の東京・日本武道館2DAYSとなる。

彼女は2000年、2010年にも単独コンサートを行ったが、その際は東京と大阪の2都市のみでの開催だった。全国規模のツアーはデビューまもない頃に全国で散発的に行ったコンサート以来。竹内は「前回ライブを行った際、『次回は還暦までに……』と約束しましたし（笑）。特に35周年だからとか、アルバムを出したからという気負いはないのですが……。スタッフから仮に組まれたスケジュールを見たとき、『準備が整うということは、やるときがきたのかな』と単純に思いました。ライブをやりたい！というよりむしろ、リスナーの皆さんに会いにいきたい！という気持ちのほうが強いですね」とコメントしている。

ツアー開催に先駆け、9月10日にはニューアルバム「TRAD」がリリースされる。アルバムには本日7月23日発売の最新シングル「静かな伝説（レジェンド）」をはじめ、「縁（えにし）の糸」「いのちの歌」などシングル6曲を含む15曲を収録。松田聖子、松たか子、みつき（高畑充希）に提供した楽曲のセルフカバーも収められる予定だ。さらにアルバム初回限定盤には、デビュー35周年にちなみ「35minutes of Mariya's Filmography」と題された特典映像入りDVDが付属。2000年のライブ「souvenir」から「カムフラージュ」「駅」「不思議なピーチパイ」「September」のパフォーマンス映像に加え、新曲「静かな伝説（レジェンド）」のビデオクリップと、過去のPV16作品を13分のダイジェスト映像に編集した「Digest of Mariya Takeuchi」を楽しむことができる。