GRAPEVINEツアー初日“旧知の仲”との共演も

GRAPEVINEが昨日10月23日に東京・渋谷CLUB QUATTROにて全国ツアー「GRAPEVINE club circuit2014」の初日公演を行った。

定刻になりステージに登場したバンドは、田中和将（Vo, G）の「よし、やろうか」の掛け声から演奏を開始。彼らはメンバー同士で目配せをしながら1曲1曲を噛みしめるように演奏し、ライブを進行させていく。MCに入ると田中は「僕たち移籍したんですよ、知ってました？」と、ファンに改めてビクター内レーベル・スピードスターレコーズへ移籍したことを報告する。また11月19日リリースのニューシングル「Empty song」の告知をしたあとに田中は「新曲やる！」と宣言し、シングルのカップリング「KOL」の演奏をスタートさせる。この日のライブではMCのたびにシングルの告知が挟まれ、収録曲「Empty song」「吹曝しのシェヴィ」も披露された。

ライブ後半にはGRAPEVINEとは旧知の仲であるパーカッショニストのスティーヴ エトウがゲストとして登場。高野勲（Key, G）と田中もパーカッションの演奏に加わり、テンションの高いアンサンブルでオーディエンスを熱狂させた。演奏終了後、スティーヴ エトウと握手を交わした田中は「本物は違うね、やっぱり。ド迫力」と語り、オーディエンスとともに拍手で彼のパフォーマンスを称賛した。

なおGRAPEVINEのツアー「GRAPEVINE club circuit2014」は、11月22日の東京・EX THEATER ROPPONGIまで全9公演が行われる。