L'Arc-en-Ciel、4年ぶりパリ公演で満員の観客を圧倒

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L'Arc-en-Cielのワールドツアー「L'Arc-en-Ciel WORLD TOUR 2012」のパリ公演が、4月14日(現地時間)にフランス・パリLe Zenithにて行われた。

写真は4月14日(現地時間)のパリ公演の様子。

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4月11日のロンドン公演に続くヨーロッパ公演であるこの日の会場は、地元フランスをはじめとした世界各国のファンで超満員に。それぞれが前回のワールドツアー以来約4年ぶりとなるパリ公演を大いに堪能している様子だった。

ヨーロッパ圏でも特にバンドの人気が高いフランスだけに、開演待ちの段階からすさまじい大歓声や足踏み、「L'Arc-e-Ciel!」というコールが沸き起こる。そんな中「いばらの涙」で幕が上がると、hyde(Vo)はオーディエンスを威圧するかのように力強い歌声を会場に響かせる。その後も「DRINK IT DOWN」「REVELATION」「fate」など、重厚なバンドアンサンブルで会場を圧倒し続ける。その一方で、アカペラのイントロから始まった「叙情詩」では情感豊かな世界を作り上げ、バンドのさまざまな表情を観客に見せつけた。

世界各国で現地語でのMCを繰り広げてきた彼らは、この日ももちろんフランス語でのMCに挑戦。hydeは冒頭で「Ca fait long temps! Voulez vous nous voir!(久しぶりです、会いたかったよ!)」とあいさつし、地元ファンを喜ばせる。また、ken(G)はロンドンからの移動で国際特急のユーロスターに乗ったときの話をフランス語で「田んぼが広がっててとてもきれいでした。でも、どこの車両もトイレが使用中でした(笑)」と語るが、オーディエンスの反応に「……わかってんの?(笑)」と、自身の発音に対する不安を見せるシーンもあった。

tetsuya(B)とyukihiro(Dr)の鳴らすリズムに合わせて会場が大きく揺れた「SEVENTH HEAVEN」や、観客がツアーグッズのサイリュームを振り回して熱狂した「READY STEADY GO」のあと、いったんインターバルに入ると、すぐさま足踏みや手拍子が起こり、彼らの登場を大盛り上がりで待ち受ける。そして始まった「あなた」では、オーディエンスが日本語で大合唱。メンバーはそれぞれ感慨深げな表情で、客席を見渡していた。

この日最後の曲「虹」を披露する際に、hydeは曲名をフランス語で「C'est la derniere chanson, "L'Arc-en-ciel"(最後の曲です。『虹』)」と紹介。曲が始まるとオーディエンスは「WE LOVE YOU L'Arc-en-Ciel」と書かれた紙を一斉に掲げ、彼らへの愛情とこの日のステージへの感謝をアピールする。hydeはオーディエンスのメッセージに応えるように、曲が終わると「We Love You! Merci!」と、笑顔で語りかけた。

L'Arc-en-Cielはこのあと、4月20日に最新アルバム「BUTTERFLY」購入者を対象とした無料招待制ライブ「一夜限りのL'Arc-en-Ciel Premium Night」を東京・LIQUIDROOM ebisuにて開催。その後はシンガポール、ジャカルタ、ソウルでワールドツアー海外公演を実施し、国内6公演にわたる凱旋公演「L'Arc-en-Ciel 20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL」に挑む。

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読者の反応

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IsogasheNe @HiromuTeadoro

https://t.co/wzV8X6V6u2

@AyuKitsune
このコンサートですね。

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