陣内智則、特別ドラマで実在した凶悪犯演じる

10月12日（日）に放送される「Mr.サンデー特別版・新証言＆極秘資料独占入手『東京オリンピックと世紀の大犯罪』～追跡！封印された死刑囚の"正体”～（仮）」（フジテレビ系）に、陣内智則が出演。実在した知能的凶悪犯・西口彰を演じる。

宮根誠司が司会を務める「Mr.サンデー」の特別版「東京オリンピックと世紀の大犯罪」では、番組が独占入手した資料と関係者から初めて語られた新証言をもとに、3つの大犯罪とともに東京オリンピックの光と影をドキュメンタリータッチで描く。

西口彰は1963年に強盗殺人や詐欺などを犯し、東京オリンピック開幕の10カ月前に逮捕された凶悪犯。実在した人物や、悪役を演じるのが初めてだという陣内は、「ぜひやってみたいと思い、マネージャーにスケジュールの調整をお願いした。東京オリンピックの時代の影の部分についての興味深い話だったので、とてもやりたかった」とオファーを快諾した。

演じてみて、「自分自身、どうなっているのか楽しみですが、それ以上に大丈夫かな？という気持ちもあります。今までここまで無口で得体の知れない役というのは演じたことがなかったので」と感想を述べた陣内。「バラエティ番組で表現している役と変わらないような役よりもやりがいがありますし、自分の新たな面を見ていただければと思っています」と手応えも感じている。

なお同番組は西口彰事件のほか、「ホテル日本閣殺人事件」「吉展ちゃん誘拐殺人事件」をドラマ化した。「ホテル日本閣殺人事件」の小林カウを美保純、「吉展ちゃん誘拐殺人事件」の小原保を柄本時生が演じる。

陣内智則 コメント

当時の混沌としていた社会で必死に生きていた人たちがあったからこそ、今の平和な時代になっていったと思うので、改めて生きるということの大事さ、命の尊さについて考えていただけたらと思います。そして、本当に西口が読んでいた本とか、服装や帽子の形とか、全部を50年前の当時のまま再現して演じているので、そういうところも見どころの1つだと思います。