新「本気ライブ」で犬の心がうるとらブギーズにツンデレ

昨日12月12日に東京・座高円寺2で、うるとらブギーズの新ライブ「うるとらブギーズ本気ライブ～新ネタ＆トーク～ゲスト犬の心」が開催された。

「本気ライブ」は、犬の心が「キングオブコント」優勝を目指して2011年5月にスタートしたコント＆トークライブ。犬の心は今年「キングオブコント2014」で初めて決勝に進出したため、毎月ライブを観に来ていたうるとらブギーズにライブを引き継いだ。

これまで同様、冒頭はうるとらブギーズが新ネタを2本、初回ゲストとなった犬の心は新ネタを1本披露。トークコーナーではまず、うるとらブギーズが2人で登場し、「うれしいけどプレッシャーすごい」と、緊張をのぞかせる。

改めてゲストの犬の心を呼び込むと、「舞台に2組で並べてると思うと」と感動しているうるとらブギーズとは打って変わって、犬の心は「いち後輩としか思ってない」とあっさり。うるとらブギーズにライブを譲り渡した理由も、「毎回いらっしゃってるから、何かお返ししないといけないのかなと思って」「真面目な話になりますけど、毎月来てたんで、それ以上でもそれ以下でもない」と、終始そっけない。

「絶対違う！」と認めないうるとらブギーズ佐々木は、4、5年前に東京・ヨシモト∞ホールで初めて顔を合わせたとき、押見からただ一言「好きです」と言われたことを熱弁。にも関わらず、その後食事などに連れて行ってもらうこともなく、まったく距離が縮まらないことを嘆くと、押見は「俺はお前に限らず、誰もごはんに連れて行かない。なぜなら、一番おいしいごはんは1人で食べるごはんだからさ」と宣言されてしまった。

この日は同会場で犬の心の単独ライブ「冬犬」が行われていることもあり、このあとの打ち上げについてうるとらブギーズが気にすると、犬の心は「同じ店にいてもいいよ」と、そっけない返答。「席は離して」「乾杯は同じタイミングでしてもOK」という寂しい条件を次々出して、うるとらブギーズを弄んだ。

その後、うるとらブギーズ八木と犬の心いけやが似ているところ、八木の再婚話、佐々木と中学からの親友であるラブレターズ塚本との関係性、「キングオブコント2014」の裏話など、さまざまなテーマでトークを続けた4人。最後までうるとらブギーズと距離を縮めようとしない犬の心だったが、犬の心も観客も大いに楽しんでいる様子だった。

縁起のいい「本気ライブ」を受け取ったうるとらブギーズは、今後「キングオブコント」決勝に進むことができるのか。今後の2組の関係性にも注目を。